柏レイソルVS清水エスパルス戦
なんとも形容しようのないゲームだった。
惜敗?とんでもない!
完敗?完敗にすらならない。
言ってしまえば、サッカーをさせてもらえなかったというのが正直な感想だ。
暑い。
照りつけるような日差しだ。
「開始20分は我慢」
そんな指示が出ていたかどうかは分からないが、かなり抑えた立ち上がりだった。
フロンターレ戦の疲れか?
しかし、あのフロンターレ戦からすれば、別人のようなサッカーだ。
フロンターレ戦の前半を怒涛のような攻撃とすれば、今日のエスパルス戦は省エネサッカーだ。
走れないのか、走らないのか分からないが、悪い時のレイソルに逆戻りだ。
前線でキープが出来ない。
よってボールの出しどころに困る。
バイタルエリアにボールが落ちるや、エスパルスはレイソル選手の少ない見方へボールを弾く。
前目でプレスを掛けさせない、エスパルスの戦術とこれを可能にする技術が光る。
人数の薄いところでのボールは1対1の技術で遥かに差があるレイソルには分が悪い。
案の定、ボールは取れずゴールエリアにすんなりと運ばれる。
やはりフェルナンジーニョか!
レイソル痛恨の失点。
昨シーズンのエスパルス戦、狂人の印象ではフェルナンジーニョに何ら仕事をさせなかったと記憶しているが、今日のゲームは快適な仕事部屋まで用意してあげた印象がある。
さすがにフェルナンジーニョは上手い!
クラ一人では対処できない。
焦るレイソルの攻撃は、焦りからのミスを繰り返す。
ゴールを奪うどころか、チャンスすら生まれない。
正直、1軍半のレイソルがバリバリの清水には勝てっこないとまで思ってしまった。
ポポがボールを持ち相手ゴールにドリブルを開始する。
沸くスタンド。
スゲェーと思ったのはポポがミドルレンジまで来たときに清水のDFがわざとシュートコースを空けたことだ。
瞬時に空いたシュートコースにポポは反応しシュートを打つも、ゴール枠を取られる気配もなく流れていった。
このシーンを見た時、エスパルスの凄さが良く分かった。
大谷のコメントが公式にアップされていた。
一人一人が技術がある清水に対して、うちは運動量でうわまらなければいけなかったのに、できなかった。暑かったけど、それは清水の選手も同じ条件なので、理由にならない。裏を狙うことを意識しすぎてしまった。
言葉尻を捉えて申し訳ないが、レイソルに「裏を狙う」技術はない。
あくまでも2人3人の総合力で裏を勝ち取るしか出来ないのだ。
だが、何度も言うようにレイソルはJ12年目の若いチーム。
走れればフロンターレとも互角に戦える。
走れなかった原因を探ることこそ、今のレイソルの求められる究極の戦術ではないだろうか?










